秀峰によるブログ

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分離はそんなに悪いこと?

非二元のメッセージを読んでると、やたらに「分離」という言葉が出てきます。それは悪い意味で出てきます。「ワンネス=善、分離=悪」というステレオタイプが見て取れるのがどうも納得いかん。

 

わざわざ分離の世界に生まれておいて、分離はよくないから統合を目指さないといけない、みたいな言説が目立つんだよね。そのへんの仕組みが分からない。

 

分離とか、相対世界とかも、それなりに存在意義があるからあると思うんだよ。だから、非二元ティーチャーたちが、ワンネス的な一瞥体験をさせますよ、などを謳い文句にして営業しているのを見ると、分離の世界にいたって、結局それは、最初から分離のない世界にいるワケだから、同じことじゃん、と思うワケだ。

 

へ理屈を言うと、分離の世界と分離のない世界と、結局、2極的な対比を認めているわけだから、はじめから、どっちでもない、これは何かの修練やメソッドを実行した結果に獲得する話じゃなくて、最初から分離のない世界にもある世界にも、どっちにいてもいい、というか、そんな区別は要らないという気がする。

 

悟ってるとか、まだ悟ってないとか、解放されてるとか、まだ解放されてない、とかも同様で、どっちでもいいし、皆、どっちにも居ると思う。つまり、境界線はない、と言えると思うんだよね。

それが、一瞥体験・ワンネス体験などというエポック・メイキングな言葉があるもんだから、それに捕らわれてしまって、自分をバージョンアップするようなノリで、そういった特殊な神秘体験を早く実現しなければ・・・なんて人が、悟りビジネスのいい顧客になる。

 

単に、何もしなければいいだけの話なんですよ。別に「私がいなく」なったり「すべてが私」だと思える体験は、実質的にはなんの役にも立たない。ただ妙な優越感を抱く根拠にもなり得る。分離は分離で、何か悪い!と言いたいんだよね。